
【新卒3年目】主体性保育を探し求めて

保育士というキャリアへの迷い
6歳年下の弟を可愛がっていたこともあり、もともと保育士という仕事には憧れがありました。
しかし、中学の職場体験で保育園を訪れた際、目の前で子どもたちが喧嘩しているのを止められず、それがきっかけで保育士は自分には無理だと思い込んでしまったんです。
今振り返れば、その場で先生に相談すればよかったのですが、当時はそこまでの考えには至りませんでした。
とりあえず大学では、将来必要になるかもしれない英語を学ぼうと思い進学しましたが、いざ就職を見据えた時に保育士への憧れは捨てきれませんでした。
そんな中、国家試験から保育士になれることを知り、大学在学中に資格を取得しました。
主体性保育をたくさんリサーチし、エデュリーと出会う
私は昔、幼稚園に通っていましたが、その頃、人よりもできないことが多く、少し遅れているように感じることがありました。
そんな経験もあって、どんな子でも受け入れられるような教育・保育体制が理想だと考え、主体性保育を行っている園を探しました。
保育フェアや見学を通して、主体性保育と言いながらも、先生主導の活動が中心だったり、運動会の練習が厳しかったりする園もあることがわかりました。
子どもたちがのびのびとしている保育園をインターネットで調べていく中で、エデュリーと出会いました。
保育士として大変だったこと
子どもたちとの信頼関係を築くことが大変でした。
特に最初の頃は、子どもたちにとって見知らぬ大人が来たという感じで、自分を試すようなこともありました。例えば、まとまってほしい場面で走り回ったり、公園で帰ろうと言ってもずっと遊び続けたりなど。
そのような状況で、聞いてほしいというこちらの気持ちを伝えることも大切ですが、一方的に伝えるのではなく、シンプルに一緒に遊びを楽しむことから信頼関係を育むようにしながら、徐々に子どもたちとの関係性を築くことができました。
楽しみが待っている毎日を作る、そんな保育士を目指して
子どもたちが一緒にいて楽しいと思ってくれたら嬉しいです。
ベテランの先生と比べると、自分の前では少し緩むこともあるかもしれませんが、逆にそれを生かしながら、子どもたちの活動を広げていきたいと思います。